☆今日のあいうま☆

あいうまちゃんの日記帳です。興味がないなんて言わないで…

【小説】睡蓮が咲いた。(プロローグ)

こんにちは!あいうまです!!

今回は少し前に記事にした小説のプロローグを公開したいと思います!!

これだけは最初に言わせてください。

この物語はフィクションだ!

偶然同じ名前のものとか、似たような存在があってもフィクションなので「まあ正しくは〇〇なんだけどなw」とかいうクソリプは待っていません。よろしくお願いします(o_ _)o))

 

※注意※

・この作品にはショッキングな内容が含まれます。閲覧には十分注意して下さい。

・この作品はフィクションです。

・この作品の著作権はあいうま(iUMAYuiKanon)が所持しています。

 

Prologue 約束

ざわざわ…ビュービュー…
騒がしくって悲しい、そんなところに僕はいる。

目の前には慟哭する人。

“死にたい。でも家族を捨てられない―”

後ろには怒り狂う人。

“すべての人間が憎い。あと少しで人間を殲滅できるウイルスが…—”

左には…妖精?いや違う。これは化け物。

“私を利用したのが悪いんだ!いつになったら出られる—”

右には血だらけの女の子。

“私は…私は…—”

ここにいる全てのものが何かを訴えている。

僕だけが黙っている。僕はいつからここにいるのか、前に生きていた世界はどこなのか。

そんなもう判らないしどうでもいい。

僕だけが何の理由もなくここにいる。それが苦しくて、僕と同じ様なものを探した。

“ない。何もいない”

僕はせめて、この気持ちを共有できれば良いだけなのに。

僕は歩いた。

ここには沢山の訴えるものがある。それは人の形だったり、別のものだったり。

 

暗くて遠くがよく見えないよ。

あれ?あんなところに光りがある。

僕は走った。なんでだろう。あそこに大切なものがある気がする。

走らないと消えてしまいそうで、全力で走った。

“はあ…はあ…”

思ったより遠くて、足が痛い。でもここで走るのを止めてはいけない。

“はあ…っはぁ…はぁ……”

“辿り着いた”

そこにあるのは、水でいっぱいの瓶の中に入った水色のワンピースだった。

 

“君が僕を守ってくれるの?”

“そうだよ。”

“どうして?”

“どうして君は、僕が守ってあげるってわかったの?”

“分からない…でも何となくそんな気がして”

“じゃあ僕もそうだよ”

僕は初めて会話をした。嬉しかった。これで僕の悩みはなくなった。

“ひとつだけ約束してくれる?”

“いいよ。なに?”

“君が、僕以外を好きになったらもう守ってあげないよ”

“分かった。約束だね”

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©iUMAYuiKanon

 

最終的にはどういうことなのかわかるように書きたいのですが、もしかしたら語彙力が足りないかもしれません。

その時は、Twitterでもフォームからでも猛質問してください。めちゃめちゃ頑張って説明します。え?解決しないと思うって?頑張ります…

 

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